リスク評価とは?

どのような動物でもペットとして飼うことには、リスクがあります。ペットに噛まれて怪我を負ったり、誤った世話でペットを病気にしてしまったりするかもしれません。絶滅のおそれが高い動物がペットとして販売されていることもあります。ここでは、環境や健康への影響など5つのリスクを動物種ごとに評価し、総合結果を示します。

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キンカチョウ

キンカチョウ Taeniopygia guttata
クリミミキンカチョウ Taeniopygia castanotis
© 認定NPO法人TSUBASA

総合評価

この動物をペットにすることには高いリスクが伴います。再検討を強く勧めます。
この動物のペット飼育には、中程度のリスクがあります。そのリスクを理解した上で飼育者としてきちんと責任を果たせるか、よく考えて判断してください。
この動物をペットにすることのリスクは低いでしょう。しかし、どのような動物であっても命を預かる重い責任があることを忘れないでください。
この動物をペットとして飼育することについて、5つの観点で評価しました。赤いアイコンは、該当するリスクが高いことを意味します。
  • 保全
    リスク
  • 飼育の合法性
    リスク
  • 健康・公衆衛生
    リスク
  • 動物福祉
    リスク
  • 外来種
    リスク
アイコンにマウスを合わせると、
こちらに説明が表示されます。
ここに注意!
  • 国内で野生化が報告されているため、逃がさないよう特に注意が必要です。
  • 体が小さく・軽く、狭いところに入り込む習性があるため、放鳥中の事故に要注意。
  • 比較的繁殖しやすいため、増え過ぎないようにしましょう。
© Christoph Moning
専門家からのひとこと
性格は雛から育てれば人懐っこくなる一方、気が強い子も多いです。 同種間でも喧嘩する事があります。 鳴き声が独特で可愛らしさがありますが、大きな声で鳴き続ける個体もいます。 活発でよく動き回ることと、ツボ巣で眠る習性があるためか、狭い隙間に潜り込もうとする事があるため、放鳥中は事故が無いように気を配る必要があります。 ちなみにツボ巣の存在は落ち着く効果がある一方、発情を促します。 繁殖目的ではない、産卵させたくないのであれば、ツボ巣は設置しないほうが良いでしょう。 体が軽いため、肩に乗っていても気付きにくいです。 そのため、乗っていることに気付かずに逃してしまう事故にも気を付けるべきです。
認定NPO法人TSUBASA
望月健人さん
ペット飼育に、
飼い主の経験や環境が大きく影響します
あなたの飼育経験、ライフスタイルや動物の由来などによってもペットを飼うことの難易度や飼育に伴うリスクは変化します。
チェックしてみよう!

参考情報

評価方法

 ペット適性の評価は、5つのリスクの高低という観点で独自に作成した基準を用いて野生生物の保全と取引の専門家チームが、各分野の専門家の意見を得ながら実施したものです。
 対象としたのは、エキゾチックペット(ペットとして取引・飼育されている犬・猫以外の動物)です。
 この評価は、種/グループレベルで行っているため、個体ごとに状態が異なる点は評価に含めていません。こうした個体の状態がペット飼育に伴うリスクに影響する点は「飼い主チェック」で把握できるようにしています。
 また、合法性リスクの評価基準には、生息地での密猟や密輸の可能性・深刻度は含まれていません。これらは、非常に重要な点ですが、使用できる適切な情報が不足していると判断したためです。
 評価基準の作成には、各国各分野の専門家の協力を仰ぎました。今後も関連する法令の改訂や知見の蓄積に伴い、適宜基準の改訂及び再評価を行う予定です。

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